2005年にリリースされたアルバム『ア・ビガー・バン』以来となる新作を制作中であると報じられているザ・ローリング・ストーンズだが、キース・リチャーズがバンドがツアーを続ける理由について明かしている。
「Rolling Stone」のインタビューを報じた「NME」によると、約4年ぶりとなる全米ツアーが始まる前に、メンバーは1週間スタジオに入るという。
ニュー・アルバムについてキースは、「すでに出来た曲を聴いて磨きをかけたり思考を重ねるだけで、曲を作るってほどじゃない時がある。だから、すごく退屈で工務店みたいな感じがするんだ」とコメントしていたとのことだ。
対してツアーについては、「全く飽きない」のだと、以下のように語っていたようだ。
ツアー先で目覚めて好きなことをするんだからな。幸運なことに、そういう人は何万もいる。だから大したことじゃない。
それが俺達の仕事だし、そうバンドは感じてる。こうやっていられるのも、間違いなくメンバー全員が同じ気持ちだからだ。それって、お互いにとって素晴らしい贈り物だよ。
バンドはただツアーをやりたいのさ。それに止められないね。結末はどうであれ、色々な方法で人生は描かれないといけないのさ。
なお、キースは以前の「Rolling Stone」のインタビューでほぼ完全に断酒したことを明かし、そんな彼についてロン・ウッドは、「一緒に仕事をしていて楽しいよ。以前よりだいぶ穏やかになったね」と明かしていた。
ザ・ローリング・ストーンズは「No Filter Tour」で、現地時間4月20日にフロリダ州マイアミにて、5年ぶりとなる全米ツアーを開始することになっている。