KOЯN、06年に脱退のドラマー、デイヴィッド・シルヴェリアを相手取り訴訟。著作権の放棄の拒否でバンド側に3000万円以上の損失か

KOЯN、06年に脱退のドラマー、デイヴィッド・シルヴェリアを相手取り訴訟。著作権の放棄の拒否でバンド側に3000万円以上の損失か

KOЯNが、2006年にバンドを脱退したドラマーのデイヴィッド・シルヴェリアを相手取り訴訟を起こしていることが明らかとなった。

「The Blast」のニュースを報じた「Blabbermouth」によると、2016年にKOЯNとデイヴィッド・シルヴェリアが合意に達した契約に、デイヴィッドが違反したとしてバンドが訴えているという。

デイヴィッドは2015年に、2006年にバンドを去ったのは一時的なものだったにもかかわらず、2013年にバンドに戻ろうとした際に拒否されたと主張。それをもとに、著作権の正当な分け前を受け取る権利があると訴えていたとのことだ。

その後、デイヴィッドに対してバンド側も訴えを起こし、その結果デイヴィッドが一時金と引き換えに、著作権を放棄することで双方は合意に達していた。

しかし2018年7月、デイヴィッドが米アーティストや権利者のために著作権料を徴収する非営利団体「SoundExchange」に連絡を取り、 KOЯNによる利益の分け前を受け取る権利があると再度主張。

これに対しバンド側は、このデイヴィッドの主張が合意したはずの契約に違反しており、「SoundExchange」への要求を撤回するようデイヴィットに伝えたとのことだが、デイヴィッドがその指示に従わなかったため、「SoundExchange」は KOЯNへの支払いを全て保留に。それが原因で、バンド側は29万ドル(約3200万円)を損失したと主張していると報じられている。

なお、デイヴィッドは2015年にKOЯNを訴えた際、2005年に脱退したギタリストのブライアン・ウェルチは2013年にバンドに戻れたのに、自分が復帰できなかったとして特に憤っていたとのことだ。

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