THE ORAL CIGARETTESが、3月13日にニューシングル『ワガママで誤魔化さないで』をリリースする。
発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』4月号では、メンバー全員によるロングインタビューを掲載。
3月号の山中拓也(Vo・G)ソロインタビューに続き、オーラルの新境地に挑む4人の姿が浮き彫りになっている。
以下、ロングインタビューより発言の一部をお届けする。
インタビュー=小栁大輔 撮影=笠井爾示(MILD)
プライベートでもそうだけど、世に出る時の個人の欲求ってやっぱりあって。でも全員のそれを最終的に解決したり、満たすにはTHE ORAL CIGARETTESが成功することが一番の近道やなっていうことを感じ始めていて(山中)
イントロを作ってた時に、「イントロはドラムだけ」って言われて。「そうなんや」って思ったけど、仮歌を聴いた時に「ああ、拓也が歌えばオーラルや」って感じて。そういう意味で「オーラルが作る曲はオーラルになるんや」っていうのを強く感じたんですよ。そこにイントロがドラムだけの理由もあるし(中西)
僕はギターにすごく固執してやってきてたんですけど、2曲目の“Color Tokyo”は、入れたいフレーズをシンセで入れたりとか、逆に3曲目の“Like the Music”は、拓也からデモが来て、「弾き倒させていただいていいんすかね、これは」って勝手に(笑)。音の肌感というか触り心地みたいなものもあるんだなあって思いながらレコーディングした2曲でしたね(鈴木)
『Kisses and Kills』で何が変わったかって言ったら、「オーラルって何やってもいいんや」っていうのが自分らの中に植え付けられたんですよ。自分がびっくりするようなことでもバンドでやったら間違いなくかっこよくなるし、俺らになるし、っていう。すべての縛りがなくなったっすね、自然と(あきら)