2015年にリリースされた『アート・エンジェルズ』以降、長い間アルバムの制作に取り掛かっているグライムスが、新曲“Pretty Dark”のデモ音源のミュージック・ビデオを公開した。
「Stereogum」によると、同ビデオのYouTubeのキャプションには「アルバムにも入らないし、オフィシャルなグライムスの音楽でもない」と書かれているという。
同ビデオについてグライムスは、「Dark」という名前のキャラクターを用いた新しいプロジェクトの一貫であるとして、AR(拡張現実)のミュージカルに着手しているという。
また、同ビデオと楽曲は「昨日作った」とも伝えられている他、「ニュー・アルバムの制作に時間をかけすぎた」、「最近1~2時間で曲を書くっていうことをやってみてるの」とも書かれており、今後は定期的にネットに新曲をアップしていくそうだ。
さらに、YouTubeのキャプションでは、以下のようにコメントしている。
真摯に音楽に向き合うっていうことに疲れて、「グライムス」っていうブランドに縛られているような感じがしているの。だから作っていて心から楽しいって思える全く別の世界を作ってる。
だから「グライムス」としての大々的なリリースは抑え気味にするけど、ARバンドとしてはもっと頻繁に作品をリリースしていくつもり。
グライムスは昨年11月におよそ3年ぶりとなる新曲“We Appreciate Power”を発表している。