8月9日に、通算6枚目となる最新作『ウィー・アー・ノット・ユア・カインド』を発売するスリップノットのコリィ・テイラーが、ニュー・アルバムのリリース発表と共に明かされた新マスクについて語っていることがわかった。
「Kerrang!」のインタビューを報じた「Blabbermouth」によると、コリィは新マスクの制作にあたり、映画『13日の金曜日』や『ゾンビ』などで特殊メイクを手掛けたトム・サヴィーニと一緒に仕事をしたという。
コリィは新マスクについて、周囲が自分を「ヴィラン(=悪党や悪役の意)」だと決めつけている先入観にインスピレーションを受けたと語っている。
そうか。ヴィランを求めてるなら、それを与えてやろうじゃないかってね。何か不快な物を作りだそうというのが俺の狙いだったんだ。自分が被って着け心地が悪いだけじゃなく、人が見て落ち着かなくなるようなね。
新しいマスクは、誰かの地下室で作られたような感じを出したかった。特に周りを怖がらせるような。
これは、世間の声がコロコロと変わる姿を映し出している。
そういう人たちは大して知りもしない他人を自分たちのレベルに人を引きずり下ろしたいんだ。
そういった側面を捉えて、「ファック・ユー。お前らが俺についてどう思うかなんて気にしねえ。これでも食らえ!」って言うのは解放的だったよ。
スリップノットは、現地時間5月17日にアメリカで放送されたテレビ番組『Jimmy Kimmel Live!』にゲスト出演し、屋外ステージで新マスクを身に着けて2曲プレイした。