トゥールのメイナード、「4分の4拍子にはまらない曲を書く方が簡単なんだ」と歌い方の秘密を語る

トゥールのメイナード、「4分の4拍子にはまらない曲を書く方が簡単なんだ」と歌い方の秘密を語る

現地時間8月30日にニュー・アルバムをリリースするとされているトゥールだが、ボーカルのメイナード・ジェームス・キーナンが、自身の型にはまらない歌い方を説明している。

Consequence of Sound」によると、元ヴァン・ヘイレンのボーカル、サミー・ヘイガーが司会を務める米ケーブル局AXSの番組『Rock & Roll Road Trip With Sammy Hagar』に、メイナードが出演したとのこと。


その際にサミーから、「シンガーと作詞家として最も感銘させられるのは、君のフレーズを発する能力だ。リズミカルに言葉を作用させて、すごく変わっている……。そうするのは難しいのかな、それとも自然に出来るの?」と聞かれ、次のように答えていたという。

高校でクロスカントリーを走った時のことを覚えてて、誰でも独自の呼吸リズムを持ってるよね? 息を吸って吐いて…...ってね。高校で4年クロスカントリーをやってたけど、単に吸って吐くだけじゃない妙なリズムで走ってた。足の動きに合わせて坂を上り下りしたり、道の穴でも何でも、そのリズムに呼吸を合わせてたんだけど、それって妙だよね。


そして、影響を受けたバンドについてはAC/DCジョニ・ミッチェルキング・クリムゾンピンク・フロイドの名前を挙げ、「4分の4拍子にはまらない曲を書く方が簡単なんだ」ともコメントしていた。

以前のインタビューでメイナードは、2006年にリリースされた前作『10,000デイズ』からニュー・アルバムまで時間が空いてしまったことについて、「うちのバンド・メンバーは作曲にすごく時間をかけるんだ。こんだけリリースが遅くなってしまった理由はたくさんあるけど、俺たちの作曲の過程は非常に分析的っていうのが一つあると思う」と語っていた。

なお、トゥールは現地時間10月11日~13日の3日間、アメリカ・カリフォルニア州のディスカバリーパークにて開催されるフェス「Aftershock 2019」に出演予定だ。
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