体調不良のためヨーロッパとオーストラリア・ニュージーランドでのツアーの全日程を延期したオジー・オズボーンが、「9曲分のアイデアをレコーディングした」として新たなリリースの可能性が浮上していることがわかった。
「Rolling Stone」の記事を元に「Ultimate Classic Rock」が報じたところによると、レコーディングした楽曲については何も分かっていないものの、そのうちの1曲について、最近ポッドキャスト「Talking Metal」に出演したスティーヴ・スティーヴンスがオジーとスタジオに入ったことについて語っていたという。
マイクをセットすると、あの声が聴こえてゾクッとしたよ。その時やった中で、ある1曲は抜きん出てたと思う。
さらに、その曲が「いずれ日の目を見る」ことを願ってると付け加えたということだ。
オジーは新作についてこれまでも何度かほのめかしており、2018年に「Boston Herald」で以下のように思いを打ち明けていたそうだ。
曲はたんまり作ってあるし、アイデアもたくさんある、新しいアルバムは本当にやりたいんだよ。でも、いつ、どうやってできるかは、俺にもよく分からないね。
なお、2010年に米マサチューセッツ州を拠点にする調査会社が、オジーから採取した血液サンプルを使用した研究を行ったという。
その結果、大量のアルコールを消費できるオジーの能力と、薬物とアルコール依存症の原因を突き止めることが可能になりそうな、今まで見たこともない複数の遺伝子変異を発見したと発表され話題となっている。