グリーン・デイ? ツェッペリン? 理工大学の研究結果で「運転中に聴くと危険な曲」が明らかに

中国の華南理工大学の研究により、「車の運転中に聴いたら危険な曲」が明らかとなった。

Ultimate Classic Rock」によると、華南理工大学が行った研究にて、参加者が6車線の道路を20分にわたり、様々なジャンルの音楽を聴きながら、または何も聴かずに運転シュミレーターを操作するという実験を行ったとのこと。

その結果、BPM120よりも速い音楽を聴くと、ドライバーは通常よりも2倍の頻度で車線変更を行うほか、制限速度を5マイル(時速約8km)上回るスピードで運転したという。

以上の実験により判明した「車の運転中に聴いたら危険な曲」のトップ5の内、上位3曲は以下。

1. グリーン・デイ“American Idiot”


2. マイリー・サイラス“Party In The U.S.A.”


3. ザ・キラーズ“Mr. Brightside”


これに対し、「運転中に聴いても危険ではない曲」の上位3曲は以下。

1. レッド・ツェッペリン“Stairway to Heaven”


2. レッド・ホット・チリ・ペッパーズ“Under the Bridge”


3. ドレイク“God's Plan”


「車の運転中に聴いたら危険な曲」、「運転中に聴いても危険ではない曲」それぞれのトップ5は「Ultimate Classic Rock」の記事にて確認することができる。

なお、研究チームを率いたQiang Zengによると、ドライバーが軽い感じの音楽、もしくは何も聴いていない時よりもロックをかけている時の方が認識された精神的な作業負荷、速度の標準偏差および車線変更の頻度が高かったという。

また、同氏によると「この研究結果はドライバーを効果的に教育することに役立ち、特に音楽を聴きながら運転することがパフォーマンスに悪影響が及ぶということを、幅広く知ってもらうことにも役立つだろう」と述べていたそうだ。
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