9月末と10月初めにブラジルのリオデジャネイロで開催されるフェス「Rock in Rio」に出演したウィーザーがニルヴァーナの“Lithium”をカバーし、その場にいたフー・ファイターズのデイヴ・グロールが感動していたことが明らかとなった。
「Consequence of Sound」によると、ウィーザーは現地時間9月28日にフェスに出演、同日のヘッドライナーを務めるフー・ファイターズの前に登場したそうだ。
ウィーザーのリヴァース・クオモは「あと数分でメインコース(=フー・ファイターズ)が登場するまでに、デイヴ・グロールの昔のバンドの曲をカバーして乗り切るよ」とコメントして“Lithium”をプレイしたという。
ウィーザーによる“Lithium”のカバーは、ファンが撮影した動画にて見ることができる。
https://youtu.be/qd99-mCZjgc
その後、フー・ファイターズがステージに登場。デイヴは次のようにファンに向かって語りかけたとのことだ。
今夜は、この曲をウィーザーに捧げるよ。ウィーザーが演奏する“Lithium”をバックステージで聴いて、正直ちょっと泣いちまった。泣いちゃったんだよ!
この曲をプレイするのが懐かしかったし恋しかったから、ウィーザーがカバーするのを聴いてメチャクチャ嬉しかったんだ。だから、素晴らしきウィーザーにこの曲を贈るよ。
そう告げたデイヴはフー・ファイターズの“Big Me”を演奏し、ウィーザーへ感謝の気持ちを伝えていたそうだ。
なお、デイヴはライブの合間、2017年にリリースされた『コンクリート・アンド・ゴールド』に続くニュー・アルバムについて、「来週家に帰ったら、フー・ファイターズの新作の制作を始めるよ」とも明かしていたという。