米シングル・チャート「Billboard 100」で19週間にわたり首位に輝いたリル・ナズ・X“Old Town Road”だが、同楽曲にナイン・インチ・ネイルズの“34 Ghosts IV”がサンプリングされていることについて、トレント・レズナーがで初めて言及していたことがわかった。
「Rolling Stone」のインタビューを報じた「Pitchfork」によると、トレントは“Old Town Road”について次のように語っていたという。
自分の曲が、他の何かに変わったのを初めて聴くと落ち着かない気分になる。だって、それは何らかの形で自分の心の奥底から出来たものだからね。
ちょっと汚された感じかな? でも、それを乗り越えたら、曲が別の物になったと気づくんだ。(2002年に)ジョニー・キャッシュがカバーした“Hurt”は素晴らしかったし、すごく光栄だったよ。
さらに“Old Town Road”については「疑う余地がないほどキャッチーな曲で、脳裏に焼き付いた」とも述べていたそうだ。
なお、トレントとコラボレーターのアッティカス・ロスは、リル・ナズ・XとプロデューサーのYoungKioと共に“Old Town Road”に作曲者としてクレジットされており、第53回カントリー・ミュージック協会賞にノミネートされている。
また、トレントとアッティカス・ロスは米ケーブル局HBOの新作ドラマ『Watchmen(原題)』の音楽を手掛けており、同ドラマのサントラを3部作でリリースする予定だ。