通算8枚目となるニュー・アルバム『エヴリデイ・ライフ』を本日11月22日にリリースしたコールドプレイだが、フロントマンのクリス・マーティンによれば同アルバムを引っさげた大規模なツアーは行わないそうだ。
現時点でバンドはニュー・アルバムに伴うツアーを発表していないが、「BBC」のインタビューを報じた「Consequence of Sound」の記事によると、クリスは次のように語っていたという。
このアルバムでツアーはやらない。いかにバンドのツアーが環境を破壊せずに、しかも積極的に有益なものにできるか取り組むために、来年か再来年をかけて時間を取るつもりだ。
バンドの次のツアーはそんな風に、環境的に可能な限りベストのバージョンになるはずだ。二酸化炭素を排出しないツアーでなきゃ失望するね。例えば一つもプラスチックを用いずに、主に太陽光発電を使ってライブをやるのがバンドの夢なんだ。これまでに大きなツアーをやってきたけど、奪うんじゃなく与えるためにはどう方向転換するべきか?ってね。
なお、コールドプレイは現地時間11月25日に、ロンドンの自然史博物館で一度限りの特別ライブを行うことが決定しており、同ライブの収益はすべて地球と人々を保護するために励む環境慈善団体「ClientEarth」に寄付されるそうだ。