2018年5月にスタートしたスレイヤーのフェアウェル・ツアー「Final World Tour」が、現地時間11月30日にロサンゼルスのザ・フォーラム公演で幕を下ろし、そのセットリストなどが明らかとなった。
「Ultimate Classic Rock」によると、プライマスとミニストリー、 Phillip Anselmo & The Illegalsがオープニングを務めた最終公演では、バンドの過去のアルバムを網羅した以下の20曲が演奏されたという。
1. “South of Heaven” (1988年『サウス・オブ・ヘヴン』収録)
2. “Die by the Sword”(1983年『ショウ・ノー・マーシー』収録)
3. “Evil Has No Boundaries”(1983年『ショウ・ノー・マーシー』収録)
4. “Show No Mercy” (1983年『ショウ・ノー・マーシー』収録)
5. “Black Magic”(1983年『ショウ・ノー・マーシー』収録)
6. “War Ensemble” (1990年『シーズンズ・イン・ジ・アビス』収録)
7. “Temptation”(1990年『シーズンズ・イン・ジ・アビス』収録)
8. “Disciple”(2001年『ゴッド・ヘイツ・アス・オール』収録)
9.“"Gemini”(1996年『アンディスピューテッド・アティテュード』収録)
10.“Born of Fire”(1990年『シーズンズ・イン・ジ・アビス』収録)
11. “Payback” (2001年『ゴッド・ヘイツ・アス・オール』収録)
12. “Postmortem”(1986年『レイン・イン・ブラッド』収録)
13. “Jesus Saves” (1986年『レイン・イン・ブラッド』収録)
14. “Seasons in the Abyss”(1990年『シーズンズ・イン・ジ・アビス』収録)
15. “Hell Awaits”(1985年『ヘル・アウェイツ』収録)
16. “Dead Skin Mask”(1990年『シーズンズ・イン・ジ・アビス』収録)
17. “Repentless” (2015年『リペントレス』収録)
18. “Chemical Warfare”(1984年『ハウンティング・ザ・チャペル』収録)
19. “Raining Blood”(1986年『レイン・イン・ブラッド』収録)
20. “Angel of Death”(1986年『レイン・イン・ブラッド』収録)
なお、ツアー最終地の会場、ザ・フォーラムのSNSアカウントでは同ライブの模様が一部アップされているほか、写真も掲載中だ。
https://twitter.com/theforum/status/1201083195329933314
スレイヤーは1982年にトム・アラヤ、ケリー・キング、ジェフ・ハンネマン、デイヴ・ロンバードによって結成され、1992年にデイヴがバンドを去り2001年に復帰するも、2013年に再び脱退。その2度の脱退で加入したポール・ボスタフが現ドラマーを務め、2013年に逝去したジェフの代わりに2011年からゲイリー・ホルトがメンバーとなり、フェアウェル・ツアーは同ラインナップで行われたという。
なお、11月8日にスレイヤーはライブ映像作品『ザ・リペントレス・キロジー~ライヴ・アット・ザ・フォーラム』を世界同時リリースし、さらにライブ・フィルム『SLAYER:THE REPENTLESS KILLOGY』が2020年1月15日(水)に東阪Zeppにて一晩限定で上映される予定だ。
今年3月にスレイヤーも出演した「Download Japan 2019」のライブレポートは以下。