アメリカでは、あのオンライン・ショッピング・サイトとして知られるAmazonが音楽ファイルのダウンロード販売を昨年からスタートさせているが、このたびSony BMGとの提携が発表された。これにより、Amazonは4大メジャーといわれるユニバーサル、EMI、ワーナー、Sony BMGグループすべてと配信契約を交わしたこととなった。
アメリカのAmazonでは256kbpsのMP3形式で、コピー・プロテクトのないDRMフリーのファイルが配信販売されている。Sony BMGの楽曲もDRMフリーで配信される予定だ。このような動きから、今後Amazonは、米ネット音楽販売市場で高いシェアを誇るiTunes Storeの牙城を切り崩していく可能性もある、とアメリカの音楽メディアのみならず、IT系/経済系のメディアなどからも注目を集めているようだ。なお、Amazonのこれらのサービスはアメリカ向けに行われているもので、日本在住のユーザーは利用できない。また日本のAmazonでも行われていないので、ご注意ください。
アメリカで4大メジャー・レーベルがAmazonでダウンロード販売をスタート
2008.01.14 13:04