King Gnu・井口理、2020年秋公開の映画『佐々木、イン、マイマイン』に出演決定

King Gnu・井口理が、内山拓也が監督を務める2020年秋公開の映画『佐々木、イン、マイマイン』に出演する。


内山監督は、King Gnuのメジャー1stアルバム『Sympa』に収録されている楽曲“The hole”のミュージックビデオを担当。そのほかにも『ヴァニタス』や『青い、森』などの映画作品や、平井堅の楽曲“#302”のMVも担当している。

なお、現在井口のほかに藤原季節、細川岳、萩原みのり、遊屋慎太郎、森優作、小西桜子、河合優実、鈴木卓爾の出演も決定している。


【King Gnu・井口理 コメント】
自分に与えられたこの場所に対して、できること、できないこと、それぞれしっかり見つめて向き合っていきたいです。

この作品の一部となれること、誇りに思います。

【監督・内山拓也 コメント】
数年前のうだるような夏のある日、細川と居酒屋に入った。

いつものようにビールで乾杯すると「撮らなければいけない映画がある。これがダメなら俳優を辞めようと思う」久々に会った彼はどこか楽観的で、それでもその言葉は強く、意志は固かった。

「片足は墓穴にありてわれは立つ」まさにそういった具合に。

その真剣な眼差しに、背筋を伸ばして企画の内容を問うと、これまで聞いたことがない魅力的な人物についてでした。私の周りにも大概おかしな奴しか居ないと思っているが、細川が語るその人は、それ以上に誰よりも狂っていた。それなのに、他人の気がしないのは何故だろう。きっと皆んなもそう思うんじゃないか。昔から知っていて、会ったことすらある、そんな気がしてならない。答えは明確には分からないけれど、その答えを探す、それぞれの映画になればいい。圧倒的に面白かった居酒屋での細川の語り口に負けない、その人の泥臭い人間味を過不足なく、それ以上にリアリティが生まれる脚本を描き、それでいて映画然としている映画にする。この実にシンプルで難しい挑戦を、彼は素知らぬ顔で鼻をほじりながら投げてきた。

だったらこちらにも考えがある。逃げも隠れもしない。晴れた道の真ん中を堂々と歩くかのように立ち向かい、その豪速球を真芯で捉えて打ち返すのみだ。

これは勿論私が勝手に言っていることだが、大いに真剣だ。私は、どんなジャンルの映画だろうと、大半は結局のところ青春映画だと思っている。家族や宇宙やゾンビも。大概は。それは、映画が人物を映す以上、そこにドラマが必ず生まれるからだ。人生は青春だ。そんなクサい言葉も許される、今作は、現実と地続きになるような、愛おしいわたしたちの物語です。


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