第3回となる今年も昨年2019年に発表されたアルバムから後藤が10作品をセレクトし、選考会を経て大賞が決定となる。賞金は後藤が10万を用意、坂本龍一から10万円、亀田誠治から10万円を拠出してもらうという。なお、審査員は後日発表される。
また、選考会と授賞式の模様は、昨年同様に『APPLE VINEGAR -Music Award-』特設サイトにて詳細にレポートされるとのこと。過去2回の選考会、授賞式(受賞者インタビュー)の模様は現在サイトにて読むことができる。
【ノミネート作品】
1. 『Agate』/Black Boboi
2. 『Andless』/Daichi Yamamoto
3. 『BODY』/AAAMYYY
4. 『Brown』/Sweet William
5. 『Dos City』/Dos Monos
6. 『Down the Valley』/NOT WONK
7. 『Q曲』/東郷清丸
8. 『エアにに』/長谷川白紙
9. 『けものたちの名前』/ROTH BART BARON
10. 『毎日来日』/なみちえ
※Album Titleアルファベット順
【後藤正文 コメント】
今年もAPPLE VINEGAR賞の準備が整いました。
賞に込めた様々な思いを端的に書くのは難しいですけれど(長文はブログに書きました)、あえて一言で言うならば「夢や希望を将来の世代に手渡したい」。この言葉に尽きます。日本スゴイ!だなんて盲目的に思ったりしませんが、はっきりと面白いですよ、この国で生まれている音楽も。
10年、20年続いたときに振り返って、ほらね!と胸を張れる活動であったらいいなと思っています。いわば民俗史ですね。フォークロア。
今年も楽しんでいただけたら幸いです。