バッド・カンパニーの元シンガー、ブライアン・ハウが心不全により66歳で逝去していたことが明らかとなった。
「Ultimate Classic Rock」によると、現地時間5月6日にブライアンはフロリダの自宅で帰らぬ人となった。
ブライアンのマネージャーだったポール・イーストンが、「愛すべき父親で友人、そしてミュージック・アイコンだったブライアン・ハウの訃報を伝えなくてはならず、心から悲しみを感じている」と訃報を伝えていたとのこと。
ブライアンは、1986年に活動を再開したバッド・カンパニーにポール・ロジャースの代わりとして加入し、1994年までフロントマンを務めた。
アルバム『Fame and Fortune』、『Dangerous Age』、『Holy Water』、『Here Comes Trouble』に参加し、『Holy Water』はアメリカでプラチナ・ディスクを獲得。楽曲“No Smoke Without Fire”、 “One Night” 、“Shake It Up”の3曲を米シングル・チャート「Billboard 100」のトップ10に導くなど、輝かしい功績を残した。
ライブ・アルバム『The Best Of Bad Company Live: What You Hear Is What You Get』がリリースされた1993念にバンドを脱退したブライアンは、後に『Tangled In Blue』をはじめとするソロ・アルバムを数枚リリース。晩年は、パフォーマンスよりも作詞作曲のキャリアにフォーカスしていると報じられていた。