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    マドンナ、80年代の下積み時代を描く伝記映画をアカデミー賞受賞の脚本家と製作

    マドンナ、80年代の下積み時代を描く伝記映画をアカデミー賞受賞の脚本家と製作

    『JUNO/ジュノ』でアカデミー賞脚本賞に輝いたディアブロ・コーディと新プロジェクトに取り掛かったと先月報じられていたマドンナだが、彼女が80年代に体験した下積み時代を描く伝記映画を製作することがわかった。

    SPIN」によると、現地時間9月10日(木)に、Instagramのストーリーにマドンナとディアブロが一緒に脚本に取り組んでいる様子のライブ動画を配信したため、プロジェクトの詳細が明らかになったという。

    その動画でマドンナは映画について、「男性が中心の世界で生き残ろうとするアーティストとしての奮闘。その旅は本当に幸せで、悲しくて、クレイジーで、良くも悪くも醜いものだったわ」とコメントしていたとのこと。

    続けてマドンナは、映画の概要についても触れている。

    「私たちは脚本を書いているの。私の人生についての物語よ。

    ここ2カ月ほど脚本に取り組んでいて、自分のことを書くのは少し奇妙だわ。後になって自分を悩ませることになる物事を思い出さなくちゃいけないから、一種のセラピーみたいなものね。時々、自分のことを書いていることを忘れて混乱してしまい、自分自身のことを『彼女』だと呼び始めてるわ」


    マドンナとコディは、脚本には“Like a Prayer”のミュージック・ビデオや、MTVビデオ・ミュージック・アワードでマドンナのスカートが風でめくれ上がった演出、80年代にニューヨークのロウアー・イースト・サイドで暮らしていたマドンナが影響を受けたアンディ・ウォーホールや、ジャン=ミシェル・バスキアといったレジェントにも言及していると明かしていた。

    またマドンナは、「自分にとってスリリグだった時代を表現して描きたい」ともコメントしていたが、脚本を執筆するプロセスは容易ではなく、PTSDで苦しんでいるように感じることもあると語っていたそうだ。
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