ヴァン・ヘイレンのメンバーだったサミー・ヘイガーとマイケル・アンソニーが、現地時間10月6日に逝去したエディ・ヴァン・ヘイレンを追悼するためにステージで共演し、曲を捧げていたことが明らかとなった。
「Blabbermouth」によると、10月8日にカリフォルニア州カタリナ島で開催されたサミーの誕生日パーティーで、サミーとマイケルがステージに上がったという。
登壇した2人は、参加者と共に20秒ほど黙祷してエディに哀悼の意を捧げ、その後にヴァン・ヘイレンの曲“Right Now”をサミー・ヘイガー&ザ・サークルのメンバーと一緒に披露したとのこと。
同曲を演奏する前にサミーは、「これから、マイケルと私にとって大きな意味を持つ特別な曲を演奏する。だから、黙祷をお願いしたい。その理由はわかるだろう」と伝えていたそうだ。
その映像は以下の動画で観ることができる。
さらに、パーティーの前にサミーとマイケルは、エディへの想いを伝える動画をYouTubeに投稿し、サミーは次のように語っていたとのこと。
「エディの死は俺とマイケルにとって大型トラックに轢かれたかのようで、動揺している。私は打ちのめされてしまった。私の人生で、これほどヴァン・ヘイレンの曲を歌って演奏するのが辛いことはない。
特に“Right Now”のような曲を演奏すると時間を超越したように感じ、『この曲に感謝したい』という気持ちになる。私たちは、もう二度と一緒にエディとプレイすることはできないが、この曲に感謝したいと感じるんだ」
そしてマイケルは、「辛いよ。今はエディの死が信じられなくて、まだ実感が沸いてこない」とコメントしていた。
なおサミーは、長年の確執で知られていたエディと生前に関係を修復していたことも報じられている。