ゴリラズ、架空世界に現実アーティストを呼び込んだ『ソング・マシーン』第一弾がついに完結! エルトン、ロバート・スミス、ベックらと世に放つ“異次元”コラボの制作秘話をデーモンが語る!

ゴリラズ、架空世界に現実アーティストを呼び込んだ『ソング・マシーン』第一弾がついに完結! エルトン、ロバート・スミス、ベックらと世に放つ“異次元”コラボの制作秘話をデーモンが語る!

「この作業の仕方が今の自分には合っているし、このやり方で今後ももっとやっていくつもり。このやり方なら、自分がテーマのようなものに脱線させられずに済む、というか」


ゴリラズ20年の節目を刻む『ソング・マシーン:シーズン1―ストレンジ・タイムズ』。1月から始まったこのシリーズ、異なるゲストと作ったほやほやの新曲を毎月発表するという趣向は進取・挑戦の気概に満ちたデーモンらしい――と同時に「ギミック」と感じた方も若干いるのだろうか?

そもそも「漫画から生まれたバーチャルなバンド」からして、好き嫌いの分かれる変則的かつユーモラスな発想なわけで。だが、本作に集まる粒ぞろいな楽曲のモダンなポップ・ソングとしての完成度とシャープさは否定しようがないし、誰とでも同じ土俵に立てるデーモンの音楽反射神経はやはり脱帽ものだ。ゴリラズは「ブラー」という枠組みから彼を解放したが、そこから20年の間に伸び広がった数々の水脈のひとつの帰結点とも言える本作は、ゴリラズという「コンセプト」すらすり抜け、クリエイティブな疾走を謳歌しているデーモンの姿を映し出す。その走りがいまだ加速しているのを感じる発言の数々をお楽しみあれ。(坂本麻里子)



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ゴリラズ、架空世界に現実アーティストを呼び込んだ『ソング・マシーン』第一弾がついに完結! エルトン、ロバート・スミス、ベックらと世に放つ“異次元”コラボの制作秘話をデーモンが語る! - 『rockin'on』2020年12月号『rockin'on』2020年12月号
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