初期ブラック・メタル・シーンの中核を担ったバンド、メイヘムを描いた映画『ロード・オブ・カオス』が公開される。2021年3月26日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほかにてロードショーが決定しており、以降、全国順次公開予定だ。
メイヘムは悪魔崇拝主義(サタニズム)を標榜し、過激なライブ・パフォーマンスとコープスペイント(死化粧)で世界のメタル・シーンを席捲。バンドのリーダーであるユーロニモスが結成した「誰が一番邪悪か」を競い合うアンダーグラウンド集団「インナーサークル」が、教会連続放火や暴動、複数の殺人事件まで引き起こし、社会問題にまで発展した。
映画『ロード・オブ・カオス』はノンフィクション『ブラック・メタルの血塗られた歴史』を原作として製作。未だ解明されていない事件に触れた、メイヘムの青春を描く音楽ドラマになるという。
『ロード・オブ・カオス』は3月26日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほかにてロードショー。以降、全国順次公開予定だ。
作品の詳細は以下の通り。
●作品情報
『ロード・オブ・カオス』
3月26日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほかにてロードショー。以降、全国順次公開予定。
出演:ロリー・カルキン(ユーロニモス)、エモリー・コーエン(ヴァーグ)、ジャック・キルマー(デッド)、スカイ・フェレイラ(アンマリー)、ヴォルター・スカルスガルド(ファウスト)
監督・脚本:ジョナス・アカーランド(『SPUN/スパン』)
脚本:デニース・マグナソン(『孤島の王』)
原作:『ブラック・メタルの血塗られた歴史』(著:マイケル・モイニハン 、ディードリック・ソーデリンド)
音楽:シガー・ロス(『バニラ・スカイ』)
撮影:パー・M・エクバーグ(『ポーラー 狙われた暗殺者』)
編集:リカード・クランツ
原題:LORDS OF CHAOS|2018年|イギリス・スウェーデン・ノルウェー合作
アメリカンビスタ|117分|R18+|字幕監修:川嶋未来(SIGH)|アドバイザー:増田勇一
© 2018 Fox Vice Films Holdings, LLC and VICE Media LLC
配給・宣伝:AMGエンタテインメント、SPACE SHOWER FILMS
提供:AMGエンタテインメント
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