【JAPAN最新号】感動のソロパフォーマンスからクイズイチオネアまで──私たちは「山口一郎との遭遇」で何を目撃したのか?

【JAPAN最新号】感動のソロパフォーマンスからクイズイチオネアまで──私たちは「山口一郎との遭遇」で何を目撃したのか?
3月4日と5日の2日間、3公演にわたって東京・両国国技館で行われた山口一郎のソロイベント「山口一郎の遭遇」。これは個人YouTubeチャンネル開設から3周年を迎えた山口が、ファンへの感謝を伝えるべく企画したリアルイベントだ。ここに掲載するのはその初日のレポート。自ら「赤字」と言い切るように、採算度外視で作り込まれたショーはエンタテインメントとして素晴らしいものであったのと同時に、彼にとってYouTubeという場がなんであるのか、そしてそれがサカナクションの音楽にどう繋がっていくのかをはっきりと見せるものだった。

スピーカーからノイズが流れる中、本来土俵がある位置に設置されたステージに白い衣装を着て上がった山口。マイクの前に立つと、“白波トップウォーター”を歌い出した。スポットライトに照らされる中、シンプルなピアノのトラックにのせて、彼の声が広がっていく。今回、披露される各曲には「○○との、遭遇」というテーマが設定されていて、この“白波トップウォーター”は「山口一郎との、遭遇」。歌われているのは当然サカナクションの曲だが、そこにいるのはたったひとりの人間。YouTubeの画面越しとも違う、「山口一郎」とのファーストコンタクトである。(以下、本誌記事に続く)

文=小川智宏 撮影=後藤武浩
(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年5月号より抜粋)


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