これまで、秋山黄色は鎮痛剤のようなアルバムや日常のネガポジを反転するようなアルバムを作って、僕達が本当は持っていて自覚していない痛みを指摘しながら緩和するような、独特の表現を行ってきた。この最新アルバム『Magic if』はそれをさらに一歩推し進めて、もはや「痛みの中で生きる生活のためのポップソングたち」とでも呼ぶべき、画期的な位相の作品になった。痛みを指摘して、痛みを描き、痛みを突きつけるのではなく、痛みの中で生き、話し、泣いたり、願ったりする生活の歌たち。アルバムの曲順、サウンドの構造、そして歌詞も、これまでとは違う角度で秋山黄色ワールドが展開する。その仕組みを語ってもらった。自分は何が怖くて、それを克服するために何を探しているのかって明記してしまっていい段階な気がしました
インタビュー=山崎洋一郎 撮影=Takeshi Yao
(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年5月号より抜粋)
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