すでにリリースされたゆずの19枚目のアルバム『心音』を聴きながら読んでもらうことをイメージしつつ、この2号連続インタビュー・後編は、収録されている全9曲についてふたりとじっくり語り合った。何度もゆずのふたりにインタビューしてきたけれど、各楽曲を語ることが、北川悠仁という人を語ることであり、岩沢厚治という人を語ることであり、お互いあって音楽そのもののような存在であるゆずを語ることになったインタビューは、はじめてだった。この『心音』は、リアルな意味でも、アブストラクトな意味でも、今のゆずそのもの。それを表現するために、これまで培ってきた経験、技術、そしてチーム力が活かされているのも素晴らしい。もともと他に似た存在がいないアーティストとして登場したゆずは、他の誰にも似ていない形で2027年のデビュー30周年に向かって歩みを進めているのだ。若い頃は0だって1に変えてやるぐらいの気合いだったんだけど、
病院の帰り道に0×何か=0なんだって初めて思った
インタビュー=古河晋 撮影=澁谷征司
(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年5月号より抜粋)
『ROCKIN'ON JAPAN』5月号のご購入はこちら
*書店にてお取り寄せいただくことも可能です。
ネット書店に在庫がない場合は、お近くの書店までお問い合わせください。