1980年、ジョン・レノンが殺害されたときに着用していた服がニューヨークのアート・ギャラリーで紙袋に入れられて公開される。
この展示品はオノ・ヨーコによるもので、他に手書きの歌詞、ピアノ、ギター、サングラス、有名な「NEW YORK CITY」のロゴが入ったTシャツなども展示予定。
血痕のついた服について、オノ・ヨーコは「批判されるかもしれないと心配している」と話している。展示についてはずいぶん悩んだそうだ。
『ジョン・レノン:ザ・ニューヨーク・イヤーズ』と銘打たれたこの展覧会は、今年の終わりまでRock & Roll Hall of Fame ANNEXで開催される。
BBCニュースによれば、オノ・ヨーコは今もまだジョンの死を受け入れきれないでいると話しているそうだ。
ジョン・レノンは1980年12月8日、ダコタ・アパート前で狂信的なファンのマーク・チャップマンに撃たれ、死亡した。40歳の若さだった。
「悲しく、とても辛い矛盾だってことは分かっているのよ。彼がこの場所(ニューヨーク)を深く愛し、そこで殺されてしまったっていうことがね」とオノ・ヨーコは言う。「もしそれ(ジョンの死)がもっとゆっくりとしたものだったら、そんな矛盾について語り合うこともできたのにね」
(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
ジョン・レノンの血痕がついた服がアート・ギャラリーで展示予定
2009.05.13 14:34