活動休止中は「闇の中」にいた、とエミネムが語った。
エミネムはBBCのテレビ番組『Friday Night With Jonathan Ross』のインタビューで、体重増加の問題や薬物依存との戦いについて語った。
リハビリの時期について、彼はこう語っている。「表舞台からいったん退きたいという気持ちはあったけど、それと同時に音楽はやりたかった。俺は音楽をやっていなかったら狂ってしまうような人間だからさ」
そのため、休止中も作曲やレコーディングは続けていたという。「でも、発表するほどいい出来には思えなかったんだ」
「体重はたぶん200ポンド(約90キロ)を超えていたと思う。とにかく食べていたし、クスリもやっていて、仕事は全くしていなかった。自分の身体のことなんて考えていなかったんだ。俺は深い闇の中にいた」
しかし、今ではそんな問題も過去のことだという。「とにかく、正気には戻ったよ。大変だったけどね。2、3年のあいだは本当にひどかったけど、もう1年以上まともだよ」
また、番組中では新曲“ウィー・メイド・ユー”を披露した。この曲の歌詞ではアメリカの政治家サラ・ペイリンが槍玉に挙げられている。
「彼女をやっつけたいんだ」とエミネム。
エミネムのニュー・アルバム『リラプス』は5月20日リリース。
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エミネム「俺は闇の中にいた」
2009.05.18 15:25