ボーンヘッド「オアシスはネブワースの後に解散するべきだった」

元オアシスのギタリスト、ポール・“ボーンヘッド”・アーサーズが、オアシスは1996年のネブワース公演の後に解散するべきだったと話している。

オアシスは同年8月10日と11日、合計25万人の観客を前にライブを行った。当時まだバンドに在籍していたボーンヘッドに言わせれば、このときがバンドのキャリアを終わらせる一番いいタイミングだったという。

「オアシスはネブワースで身を引くべきだったといつも思うんだ」と彼はガーディアンG2に語る。「あのステージに出たときの気分は言葉では説明できないな。人の海さ。巨大なね!」

なぜ1999年に脱退したのかという質問に対しては、「あれは世界で一番いい仕事だよ。でも『スタンディング・オン・ザ・ショルダー・オブ・ジャイアンツ』(1999年)をレコーディングした頃には、楽しくなくなっていた。生後2日の娘を置いて飛行機に飛び乗らなければならなかったりね。金は稼いだよ。でかい車を持っていた。フランスではクリスチャン・ディオールの豪邸に滞在した。さぞ愉快だろうと思うだろうけど、そうじゃなかった。リアムは禁酒中だった。俺はそんなことに関係なく酒を飲んでいたけど。ノエルはノエルで別の問題を抱えていた」

オアシスに戻ることはない、とボーンヘッドは言う。だがライブに参加することには興味があるようだ。

「再加入はありえないよ。別に頼まれることもないだろうけど。1回限りのライブ? そいつはいいね。“ロックンロール・スター”のコードもまだ覚えてるしな」

オアシスは6月4日からマンチェスターのヒートン・パークで3度のライブを行う。リアムはネブワースの時よりもさらに質の高い演奏をしたいと話しているそうだ。

(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
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