2月15日から17日までのアメリカ映画興行収入で1位を記録した、SFアクション映画『ジャンパー』(日本では3月7日から全国公開)。人気俳優ヘイデン・クリステンセンの主演作としても話題の同作だが、ヘイデンが演じているテレポート能力を持つ主人公役の俳優候補として、エミネムの名前も挙がっていたのだという。
推定2,720万ドル(約29億3,000万円)の興行収入を記録した同作の監督、ダグ・リーマンは、「確かにエミネムとはミーティングをした」とコメントし、エミネムが主人公を演じる可能性を検討していたことを認めた。エミネムも本作の脚本に興味を示していたという。
初主演映画『8mile』(2002年)が好評を得たエミネムだが、その後俳優として目立った活動は行っていない。
エミネムは、現在『アンコール』(2004年)に続くオリジナル・ニュー・アルバムを制作中。
なお、この秋には自叙伝を出版する予定であることも明らかになった。その壮絶なライフ・ストーリーの一端を作品に織り込み、『8mile』のモチーフにもなるなど、彼の生い立ちは多くの人が知るところとなっているが、この自叙伝では、彼の知られざる内面に焦点を当てているという。NME.comによれば、タイトルは『Eminem:The Way I Am』で、イギリスでオリオン・ブックスから10月16日に発売される予定。エミネム自身の書き下ろしによる序文や日記なども掲載されるそうだ。
エミネムが自叙伝を出版、全米No1映画の主演候補にも
2008.02.20 23:27