エイミー・ワインハウスやクラクソンズ&リアーナの異色デュエットなど注目パフォーマンスが続々と

2月20日(現地時間)、ロンドンのアールズコートで開催されたブリット・アワーズ2008授賞式。

オジー&シャロン・オズボーン夫妻が司会を務めることなどが開催前から話題を呼んでいたが、イギリスの音楽ファンが「今」観たいアーティストが続々とパフォーマンスを披露した。

オジー&シャロン・オズボーン夫妻に加え、ケリーとジャックも登場し、4人が交代で進行役を担当し、MIKAのパフォーマンスでスタートした式典。カイリー・ミノーグ、カイザー・チーフスのほか、イギリスの新世代歌姫としてデビュー・アルバムを大ヒットさせたレオナ・ルイスらがパフォーマンスを披露した。

リアーナとクラクソンズという異色の組み合わせデュオは“アンブレラ”を“ゴールデン・スキャンズ”とのマッシュ・アップ・バージョンで披露。また功労賞を受賞したポール・マッカートニーは“Dance Tonight”“Live And Let Die”“Hey Jude”“Lady Madonna”“Get Back”をパフォーマンスした。

そして今年最大の見せ場となったのは、なんといってもエイミー・ワインハウスのパフォーマンスだろう。マーク・ロンソンがアデル(コールドプレイ“God Put A Smile Upon Your Face”をカヴァー)、ダニエル・メリウェザー(ザ・スミスの“ストップ・ミー”をカヴァー)とコラボレーション・パフォーマンスを行い場内をひとしきり沸かせたところで、続けざまにエイミーがステージに登場。ザ・ズートンズの“ヴァレリー”をカヴァーしたほか“ラブ・イズ・ア・ルージング・ゲーム”を歌い上げた。エイミーは、2月10日の第50回グラミー賞でも主要3部門を受賞、衛星中継パフォーマンスで話題を独占したのは記憶に新しいところ。彼女の場合、よくも悪くも「果たして出席できるのか」というところから注目を集めてしまうのだが、ブリット・アワーズでも見事なパフォーマンスを披露し、その実力を知らしめることとなった。

なお、ブリット・アワーズの公式サイトでは、授賞式の写真が多数掲載されているので、気になる方はチェックしてみては。
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