7月21日にロンドンのカムデン・タウンにあるラウンドハウスで行われたオアシスのライブで、リアム・ギャラガーが観客の1人を罵倒した。ステージに上がった際に物を投げつけられたことが原因だったようだ。それが実際にリアムに当たったのかどうかは定かでないが、リアムはこのライブのほとんどのあいだ不機嫌な様子を見せ、物を投げこんだと思われる1人のファンを「ナメた学生野郎」、「太っちょ」などと呼んだ。オープニング曲“ロックンロール・スター”に入る前、リアムは「あのラガーを投げ込んだ野郎はそのカムデン・タウンみたいに生っ白いケツを自分で拭くこともできねえのか? さあ始めようじゃねえか、クソ学生が……」と言った。ライブが始まってからしばらくして、リアムはその観客にステージに上がって来いと挑発する。「さあ学生野郎、俺にステージを降りろというならポンド硬貨なんか投げ込むのはやめるんだな。ここに上がって来て俺をどかしてみたらどうだ? さあどうした、この間抜けが」また、リアムはいくつかの曲でも歌詞を変えて苛立ちをあらわにする。“ライラ”では「こっちに来て俺をぶちのめしてみろ」と歌い、“シガレッツ・アンド・アルコール”は「やりがいのあることが何もない時に馬鹿野郎のために苛立つ意味があるのか」と変えられた。“マイ・ビッグ・マウス”では2番の歌詞を歌わず、むっつりとした表情でステージ上をのっしのっしと歩き回る。この“マイ・ビッグ・マウス”の前には、「お前らがムカついてるといいんだがな。金を払わない奴にはそれだけのものしか与えられないってことだ」と言った(この公演はiTunesライブ・フェスティバルの一イベントで、観客は抽選で選ばれている)。いつもの通り、ノエルがボーカルをとる曲ではリアムはステージを一時的に離れる。その中の1曲“ハーフ・ザ・ワールド・アウェイ”を始める前、ノエルは「スロウなナンバーをやるから、みんなとりあえず落ち着こう。全員深呼吸して、別に何にも起こってないと考えるんだ」と話し、会場の雰囲気を変えようと試みる。ステージに戻ってきたリアムは客席に向かって腕を上げ、「俺がナンバー1だ」とマイクを通さずに何度か言った。リアムは“モーニング・グローリー”で、カムデン・タウンの住民に標的を変える。「この中にカムデン・タウンで生まれ育った奴はいるか? そうか。お前らのジーンズがどれだけ細いのか見せてくれよ。それと先の尖った靴もな。俺は真面目に言ってるんだぜ」それでも19曲のセットの終わりごろにかけてリアムは機嫌を直していったようで、最近のウェンブリー・スタジアム、ベニカシム・フェスティバル、ヒートン・パークでのライブで起こった機材トラブルをネタにした冗談も飛び出す。「これから新曲をやるからな。“電源故障”っていうんだ。良い曲だぜ」とリアムは言い、1995年のヒット曲“ワンダーウォール”を始めた。最後はおなじみのビートルズのカバー“アイ・アム・ザ・ウォルラス”で締めくくった。セットリスト
1.Rock 'N' Roll Star
2.Lyla
3.The Shock Of The Lightning
4.Cigarettes & Alcohol
5.Roll With It
6.Waiting For The Rapture
7.The Masterplan
8.Songbird
9.Slide Away
10.Morning Glory
11.My Big Mouth
12.Half The World Away
13.I'm Outta Time
14.Wonderwall
15.Supersonic
16.Live Forever
17.Don't Look Back In Anger
18.Champagne Supernova
19.I Am The Walrus(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
リアム・ギャラガー、ライブで観客を罵倒
2009.07.23 22:57