フランツ・フェルディナンド、新作は3分の1完成

フランツ・フェルディナンドが、待望のサード・アルバムの制作を順調に進めているようだ。3月3日付のBBC.co.ukによれば、フロントマンのアレックス・カプラノスは「僕らはエチオピア音楽をたくさん聴いてる。たぶんその影響が入ってくると思う。すごくリズミカルなんだ」コメントしている。

現在、グラスゴーでレコーディング中の彼ら。アレックスは「これまでとはちょっと違った、新しいものがやりたかった。それで去年は曲を書いて、新しいサウンドを手に入れようとしていた」と語っているが、この新作には、イギリスの人気ガールズ・グループ=ガールズ・アラウドのプロデューサー・チームも参加している。たしかに意外な組み合わせなだけに、新たな展開が期待される。新作は、2005年発売された『ユー・クッド・ハヴ・イット・ソー・マッチ・ベター』以来のアルバムとなる。

なお、アレックスは3月6日にリヴァプールのオリンピア・シアターで、デーモン・アルバーンが主催するイベント『アフリカ・エクスプレス』に参加。ハード・ファイ、レヴァレンド・アンド・ザ・メーカーズらとともにアフリカのバンド/ミュージシャン達との共演を果たした。デーモンは自身のアフリカン・ビートへの傾倒をブラーの『シンクタンク』や『マリ・ミュージック』といった作品に結実させたが、フランツはどのようなスタイルに昇華させるのか、楽しみなところだ。
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