5人体制のフランツ・フェルディナンド!「世界の終わり」にぴったりなトゥール!AIRなど。NYフェス3日目のハイライト。

5人体制のフランツ・フェルディナンド!「世界の終わり」にぴったりなトゥール!AIRなど。NYフェス3日目のハイライト。 - All pic by Akemi NakamuraAll pic by Akemi Nakamura

NYで6月2−4日に行われたガバナーズ・ボール・フェス。最終日となる3日目は、トゥールがヘッドライナーで、日中は5人体制になったフランツ・フェルディナンド、パーケット・コーツに、ウォーペイント、マック・デマルコ、ロイヤル・ブラッドなどが出演したロックンロールな日となった。

1)フランツ・フェルディナンド:
ニック・マッカーシーが抜け、その後に2人の新メンバーが加入!ディーノ・バルドーと、ジュリアン・コリーの5人体制で行われたライブを初めて観た!1曲目は“Jacqueline”で、アレックス・カプラノスの優しく謎めいたボーカルに始まったと思うと、ギターがかき鳴らされる冒頭からいきなりバンドとしてパワーアップしていることを感じる!ひとり抜けてふたり入った以上のサウンドをたたき出していたように思えたのだ。そこにバンドの意気込みが感じられた。その後、“No You Girls”が続き、さらにバンドはタイトに走り続けた。ギターが4人一列に並ぶ瞬間などもあって、うぉーっと感動するような格好良さだった。2000年代に、ザ・キラーズ、ザ・ストロークスなどと一緒に一斉を風靡した彼ら。当時のバンドの中には、長い休暇を取っていたり、もう解散したり、紆余曲折を経ているバンドが多いが、フランツは、この新体制で、新たなインスピレーションを得て、スゴく良い作品を今後作ってくれるのでは?という良いケミストリーが感じられるライブだった。アメリカでも大ヒットした“Take Me Out”に観客は踊りまくっていたので、彼らのアメリカでの人気も再確認した。

この日は雨がぱらついていたのだけど、一度止んだかに思えた雨が再び降り出したので、「僕らのふるさとから雨を持って来ちゃったかな?」とアレックスが言っていたのがかわいかった。

5人体制のフランツ・フェルディナンド!「世界の終わり」にぴったりなトゥール!AIRなど。NYフェス3日目のハイライト。
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2)EDEN:
フジロックにも出演が決まっているSSW。恐らく今回のフェスで、若い女子の観客を一番集めたアーティストだったかも。ギターも弾き、キーボードも弾き、歌も歌う。その歌は、非常にエモーショナルで、確かに女心を掴むようなメロディ。様々な意味でどこか今時な感じでもありつつ、まだ誰もやっていなかったかも?と思える新しさもあったのが魅力だったかも。途中でキーボードの脚が壊れて、熱の籠ったパフォーマンスを止めるというハプニングもあったが、しっかりと立て直し、ムードのあるパフォーマンスを披露していた。

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3)パーケット・コーツ、マック・デマルコ、ウォーペイント:
パーケット・コーツのきりきりしたギターを聴いた瞬間、このフェスで忘れかけたロックンロール魂に火が付いたように思えた。このひりひりしたギター・サウンドから得る反抗精神。個人的にはフェスで最もクールな瞬間だったと思った。マック・デマルコは、それとは打って変わって、いつでも心に太陽と愛をくれる。彼が演奏し始めたら雨もピタっと止まった。この日も、永遠に聴いていたい幸福のサウンドで包んでくれた。ウォーペイントの時は偶然最も雨が降っていたかもしれない。なんと、ハリー・スタイルズが前座に選んだという彼女達。ムーディなサウンドを、この日は、よりタイトに演奏していてそれが新鮮だった。また、本来日本のフェスに出演するロイヤル・ブラッドを観るべきだったが、マック・デマルコと完全に重なっていて観れなかった。すいません。週末の、ロラパルーザで中継されますので、そちらを是非!

5人体制のフランツ・フェルディナンド!「世界の終わり」にぴったりなトゥール!AIRなど。NYフェス3日目のハイライト。
5人体制のフランツ・フェルディナンド!「世界の終わり」にぴったりなトゥール!AIRなど。NYフェス3日目のハイライト。
5人体制のフランツ・フェルディナンド!「世界の終わり」にぴったりなトゥール!AIRなど。NYフェス3日目のハイライト。
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