ビースティ・ボーイズやグリーン・デイ、Blink-182、ウィーザーなど、アメリカのバンドに脈々と受け継がれる、一見おバカにみえて一筋縄ではいかないやんちゃスピリット/ユーモア・センスを継承する、愛すべき新世代エモ・バンドがカリフォルニアから登場した。
それが、ここ日本でもアルバム『チェンジズ』で、2月27日にアルバム・デビューを果たした、ア・カーシヴ・メモリーだ。彼らのシングル“エヴリシング”のPVはその仰天の内容で話題を集めており、2月13日に公開されて以降、MySpaceTV.comだけでも52万回以上再生されている。
この“エヴリシング”PVには、なんとブリトニー・スピアーズ、パリス・ヒルトン、リンジー・ローハン、ジュリエット・ルイス、ウィル・アイ・アム、P.ディディからメアリー・ケイト・オルセン、有名司会者ジュリー・スプリンガー、ドラマ『ヒーローズ』で話題の日本人俳優のマシ・オカ、ゴシップ・ブロガーとして有名なペレス・ヒルトンなど、今話題のセレブリティが続々と姿をみせる。
その理由が痛快で、なんとバンドはバンドはパパラッチたちとともにセレブを待ち伏せし、囲み取材の際にゲリラ的に一緒にフレームに収まってしまう、という巧妙かつ強引な手法でビデオ撮影を決行。ブリトニーやパリスが登場した瞬間、画面のどこかで、オールドスクールなラジカセを抱えて、曲を歌い上げる彼ら姿を発見することができる。クラブの出口やスタジオの前などで多数のセレブを直撃しているが、ノリのいい人も多く、苦笑いしつつも楽しげなスター達の表情も面白い。
とはいえ、決して彼らはイロモノではなく、初めてPVを観る人は、爆笑必至の映像のバカバカしさと、楽曲のクオリティの高さの対比に驚くのではないだろうか。カリフォルニア出身の4人組で10代の頃からバンド活動を始め、18歳になる頃には自分達でマネージメントをするまでに成長していたという彼ら。ザ・キラーズmeetsオールアメリカン・リジェクツと称されるともいうそのサウンドは、繊細なピアノの旋律が美しいメランコリックな楽曲から、ドラマティックな疾走感溢れる楽曲まで、多彩な表情をみせる。胸を締め付けるようなナイーヴな歌声も魅力的だ
現在、彼らのMySpace公式ページでは、話題の“Everything”PVが全編公開されており、加えてMySpaceTV.comでは編集前の映像も公開されているので、まずはチェックしてみては。
ブリトニー、パリスらセレブ総出演の仰天PVが話題、USエモ新星ア・カーシヴ・メモリー
2008.03.09 02:04