現在問題になっている『ギターヒーロー5』の発売元であるアクティビジョン社のCEO、ダン・ロゼンズワイグが、コートニー・ラブはカート・コバーンをゲームで使用することについての契約で発行された小切手をすでに現金化しているとNME.COMに話している。
コートニーはアクティビジョンがゲームの中でカートに他のバンドの曲を歌わせていることについて、告訴も辞さないと話している。
ニルヴァーナのメンバーだったデイヴ・グロールとクリス・ノヴォセリックもアクティビジョンを非難しており、ゲームをプログラミングし直し、カートがニルヴァーナの曲だけを歌うようにするよう求めている。
ロゼンズワイグは、コートニーはカートのキャラクターの使用方法について同意した契約を完全にわきまえているはずで、すでに同意済みの金額を受領済みだと話している。デイヴとクリスが納得していないことについては「がっかりしている」と語っているが、彼らと話し合いを持ち、問題をうまく片付けてみたいという。
「ちゃんとした契約を結んだのは確かだし、小切手はすでに現金化されているんだよ」と彼はNME.COMに話す。「事実以外のことについて話してもしょうがない。契約の条件がどんなものだったかということはとてもはっきりしているんだ」
本当に論議すべきなのはカートの遺産を管理しているコートニーとニルヴァーナの2人のメンバーなのではないかと彼は続ける。
「私たちはアーティストのことを誰よりも気にかけているし、どんな状況においてもアーティストたちを幸せにしてやりたいと思っている。今回のケースではバンドと遺産側との間に混乱があったようで、とても残念だね」
「『ギターヒーロー』の問題ではないんだ。遺産側とは直接話し合いをしていて、不明瞭な点はいささかもないし、権利を得ているし、権利のためのお金も払っている。いつもやることをやったまでだよ。バンドのメンバーと遺産側が事前に連絡を取っていなかったことについては知らなかったけどね」
「全員が納得するようなことは言えないが、すべてアーティストから完全な同意をもらった上でのことだったんだ。みんなファンに愛されているアーティストたちだ。遺産側が理解してくれるといいんだが」
ロゼンズワイグは、もしそれによって事態を落ち着けることができるなら、また対話を行うこともやぶさかではないと最後に話している。
「アーティストたちとは喜んで話し合うよ。アーティストからの意見はいつでも大歓迎だ。今回の状況では遺産側にいくらかの混乱があるようだから、それをうまく片付けたい。対話を避けるつもりはまったくないよ」
『ギターヒーロー5』は欧米で9月11日に発売された。
(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
「ギターヒーロー」CEO、カート・コバーン問題を語る
2009.09.21 12:00