本日9月30日、アリス・イン・チェインズが14年ぶりのニュー・アルバムをリリースした。

そのアルバム『ブラック・トゥ・ブルー』は、90年代のグランジ・ムーブメントの中、3枚のアルバムで合計1,700万枚のセールスを記録したアリス・イン・チェインズが、1995年の3rdアルバム『アリス・イン・チェインズ』以降初めてリリースするスタジオ・アルバム。

本国アメリカでは、リリース初日の9月29日にすでに20万枚が出荷されているという。EMIミュージックのオフィシャル・サイトではビデオの試聴も始まっている。

ドラムのショーン・キニーは「本当に誇りを持てるレコードを作れたし、音楽に対して情熱を抱いているチームを集めることができた。早くファン全員に新曲を聴いてもらいたい」と語っている。また、ヴァージン・レコーズ・アメリカの社長、ロブ・スティーヴンソンは「アリス・イン・チェインズは音楽の進化に貢献した偉大なバンドであり、彼らと一緒に仕事ができるなんて、まだ信じられない思いでいる。彼らの音楽は、今までのミュージック・シーンにどれほどの要素が欠けていたか、思い出させてくれるサウンドだ」とバンドへ惜しみない賛辞を捧げている。

彼らが9月中旬から開始した北米10都市のツアーはすでに全公演がソールド・アウト。今回の作品では、2002年に薬物中毒のため亡くなったレイン・ステイリーに代わり、2006年からツアーに参加しているウィリアム・デュヴァールがボーカルを務めている。

『ブラック・トゥ・ブルー』の収録曲は下記の通り。

1．オール・シークレッツ・ノウン
2．チェック・マイ・ブレイン
3．ラスト・オブ・マイ・カインド
4．ユア・デシジョン
5．ア・ルッキング・イン・ヴュー
6．ホエン・ザ・サン・ローズ・アゲイン
7．アシッド・バブル
8．レッスン・ラーンド
9．テイク・ハー・アウト
10．プライヴェート・ヘル
11．ブラック・ギヴズ・ウェイ・トゥ・ブルー
12．ダウン・イン・ア・ホール (ライブ）　※日本盤ボーナス・トラック