斉藤和義、初の映画音楽監督に

斉藤和義、初の映画音楽監督に

斉藤和義が、2010年1月30日より全国ロードショーされる映画『ゴールデンスランバー』の音楽監督を務めることが明らかとなった。

斉藤和義は、同映画の主題歌とエンディングテーマだけでなく、劇中の音楽全てを担当。主題歌では、ビートルズ“Golden Slumbers”の演奏とプロデュースを全て自分で行いカバーしている。エンディングテーマとなる“幸福な朝食 退屈な夕食”は、自身が1997年4月9日にリリースしたシングルをセルフ・リメイクしたもの。ちなみに原作小説の作者、伊坂幸太郎は、“幸福な朝食 退屈な夕食”を聴いて、会社を辞め作家一本でいくことを決意したと語っている。

原作小説の『ゴールデンスランバー』は、07年に発表され、08年「本屋大賞」、「山本周五郎賞」を受賞した作品。映画は07年『アヒルと鴨のコインロッカー』、09年『フィッシュストーリー』に続いて原作・伊坂幸太郎、監督・中村義洋のコンビとなり、これで3作品目。斉藤和義は、『フィッシュストーリー』での音楽プロデュースに続き、2作目の取り組みとなる。

来年1月には、映画『ゴールデンスランバー』で使用される音楽と、劇中のインストゥルメンタルの楽曲の一部に作詞を施し、CD化の予定もあるようだ。続報を待とう。
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