ニルヴァーナ レディング出演の舞台裏
2009.11.25 22:21
デイヴ・グロールが、1992年のレディング・フェスティバルへのヘッドライナー出演でニルヴァーナのキャリアは終わってしまうのではないかと思ったと語っている。レディングでの伝説的なパフォーマンスを記録したCD+DVD『ライヴ・アット・レディング』が11月2日にリリースされたばかりのニルヴァーナ。DVDでは、フェスの直前までドラッグ中毒のためリハビリ施設に入っていたカート・コバーンが自嘲するように車椅子でステージに登場する姿などを観ることができる。「カートはリハビリ施設を出たり入ったりしていて、バンド内のコミュニケーションには緊張感が漂い始めていた」とデイヴはザ・スコッツマン紙に語っている。「カートはLAに住んでいて、クリスト(クリス・ノヴォセリック)と俺はシアトルに住んでいた。周りの人間は俺たちがちゃんと現れるかどうかさえ分かっていなかった」バンドがフェスでまともな演奏をできるかどうか、デイヴ自身でさえ定かではなかったという。「リハーサルを前日の夜に一度やったが、良くなかった。俺は『これは大変なことになるぞ、これで俺たちのキャリアも終わりだ』と真剣に考えた。だが結局すばらしいショウになって、少しのあいだ俺たちの関係もいい方向に向かったよ」1994年のカートの自殺以降のニルヴァーナの名声について訊かれると、デイヴはニルヴァーナが陰鬱なバンドだと勘違いされているように感じると語った。「俺たちの背後に暗雲が立ち込めていたと想像するのは簡単なんだよな」と彼は言う。「でも全部が全部悲惨で破滅的だったわけじゃない。みんなは歴史を知っているかもしれないが、実際にはもっと複雑だったんだ」(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
