豪華アーティストらがカバー曲発表!

ポール・マッカートニーやデヴィッド・ボウイ、スティングらが参加した1984年のチャリティ・プロジェクト「バンド・エイド」。このプロジェクトが発表した“ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?”のカバー曲を、トロントのハードコア・パンク・バンド、ファックト・アップがリリースした。

今回のプロジェクトには他に、ヴァンパイア・ウィークエンドのエズラ・クーニグやウータン・クランのGZA、ヨ・ラ・テンゴ、元ハスカー・ドゥのボブ・モールド、アンドリューW.K.、TVオン・ザ・レディオのキップ・マローン、ブロークン・ソーシャル・シーンのケヴィン・ドリューらが参加している。

曲からの収益はJustice For Missing And Murdered Indigenous WomenとSisters In Spirit(いずれもカナダ先住民の女性たちを暴力から守るためのロビー団体)、そしてDTES Power Of Women Group(ヴァンクーヴァーの最貧困地域に住む女性たちが相互援助を行うために発足させた団体)に寄付される。

ファックト・アップのフロントマン、ピンク・アイズはこう話している。「楽しくて遊び心のある、祝日に聴きたくなるような曲を作るということと、予断を許さない深刻な問題に取り組んでいる団体を支援するっていう元々のリリースの理由との間でバランスを取るのが難しかったね」

現在、この曲はiTunesにてダウンロード購入可能。2月にはB面にファックト・アップの新曲が入った7インチ盤もリリースされる。

(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
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