イギリスのオーディション番組「Xファクター」のプロデューサー兼審査員であるサイモン・コーウェルが、今年の「Xファクター」優勝者がリリースするシングルに対抗してレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの“キリング・イン・ザ・ネーム”をクリスマス週のチャートの1位にしようと呼びかけている運動について、「皮肉」で「くだらない」と語っている。
現時点で60万を超える人々が参加しているこのFacebookグループでは、12月13日にレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの“キリング・イン・ザ・ネーム”を一斉にダウンロードし、5年連続で「Xファクター」の優勝者がクリスマス週のシングル・チャートで1位を獲得するのを阻止しようと呼びかけられている。
「もし何らかの運動があり、その運動が私に直接向けられたものなのだとしたら、それはくだらない話だ」とサイモン・コーウェルは昨日12月10日にロンドンで開かれた記者会見で語っている。
コーウェルは、この運動が彼自身よりもオーディションの参加者たちに対して不当に損害を与えていると言う。「私にとってはクリスマスにナンバー1レコードを出したところで人生が特に変わるわけじゃない。だが彼らの人生は間違いなく変わるし、私たちがこういう機会を提供しているのは『Xファクター』の優勝者に大ヒット曲を出すチャンスを与えるためなんだ」
「この運動は私に狙いを定めながら、実際には彼ら3人(の優勝候補者)の努力を台無しにしているという点でかなり皮肉なものだと思うね。番組を観て楽しんでいる人々に対しても信じられないほど軽蔑的な行為だと思う。私たちの視聴者をまるで馬鹿のように扱っていて気に入らないな」
運動を主導しているのは、妻とともにFacebookグループを立ち上げたジョン・モーターという人物。彼はNME.COMの取材に対し、この運動は「Xファクター」の曲が今年もチャートを支配するのを見たくない人々のための「闘いの雄叫び」なのだと主張している。詳細については、本日のニュース記事「レイジ対Xファクター 主導者が語る」をご覧ください。
(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
「レイジとXファクターの競争下らない」
2009.12.11 21:35