ソニック・ユース、新企画多数進行中

ソニック・ユースが17枚目となるスタジオ・アルバムを制作するため、来年スタジオ入りすると語っている。

今年6月にニュー・アルバム『ジ・エターナル』をリリースしたばかりのソニック・ユースだが、ギタリストのリー・ラナルドは「来年スタジオに戻る可能性がかなり高い」と語っている。とはいえ、『ジ・エターナル』のライブもまだ楽しんでいるそうだ。

「僕らはまだ『ジ・エターナル』にどっぷりと浸かっているから、ライブでもたくさん演奏するつもりだよ」と彼はBBC 6 Musicに話している。「今はそれが一番楽しいんだ」

また、彼らは2007年から2008年にかけて行った『デイドリーム・ネイション』ツアーと、1988年当時に行ったライブの両方の映像を取り混ぜたライブDVDをリリースする計画も進めているという。

さらに「フランスのティーン映画」のためのサントラ制作も行っているという彼らだが、リー・ラナルドの発言によれば、今後、未発表曲のリリースも期待できそうだ。

「今ちょうどアーカイブの大規模な整理をしているところなんだ」と彼は言う。「ホーボーケンのスタジオに大量の音源と映像が溜まっててね。人を雇ってその1つ1つをリスト化し、膨大なデータベースを作ってもらっている。その後それをデジタル化することになるだろうな、一部のテープはもう30年も前のものだからね」

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