コートニー・ラブが今年リリース予定のニュー・アルバム『ノーバディーズ・ドーター(Nobody’s Daughter)』をこれまでの主張どおりホール名義で発表すると語っている。
元ラリキン・ラヴのミッコ・ラーキンらとともにレコーディングされたこのアルバム。だがコートニーを除き、そこに元ホールのメンバーは1人も参加していない。
ホールのオリジナル・メンバーであるエリック・アーランドソンは昨年、コートニーは自分抜きには法的にホールを再結成できないはずだと語っていた。しかしそれでもコートニーはこの名義を押し通すようだ。
「ホールの作品よ。決まってるじゃない」と彼女は話している。「何でそんなことをするのかって? それがホールの作品だからよ。協議も行ったし、もう大丈夫でしょ。誰だっていい弁護士を持っているものよ」
コートニーは続けてエリックとの間に名義の使用に関して金銭的なやりとりがあった可能性を匂わせている。「あのアーランドソンさんを非難するつもりはないわ。私は人と分かち合うことが大好きなの。業界じゃケチだなんて全然思われてないのよ。私はどんな意味でもケチではないし、(曲の)版権だってみんなにあげちゃうんだから」
ホール名義でリリースされた最後のアルバムは1998年の『セレブリティ・スキン』。2004年の『アメリカズ・スウィートハート』はコートニー自身の名前で発表された。
(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
コートニー・ラブ、ホール名義を押し通す
2010.01.13 20:17