MGMTが、今春のリリースを目指している2ndアルバムからはシングル曲を発表しないと語っている。
いくつかの収録曲が突出したアルバムより、全体として1つにまとまったアルバムを作りたかったとベン・ゴールドワッサーはNME.COMに話している。
「みんなにはアルバム全体を1枚の作品として聴いてもらって、そのうちどの曲が印象に残ったかを感じてもらいたいんだ。単にラジオでかけられる曲を聴くんじゃなくね。まあ、ラジオでかけられればの話だけどさ!」と彼は言う。
「このアルバムには“タイム・トゥ・プリテンド”や“キッズ”のような曲は全くないよ。僕らはこの作品をきちんと1枚のアルバムとして曲順どおり聴いてもらえるようにするにはどうしたらいいか話し合った。ベストな曲を3曲見つけてダウンロードし、残りの曲は聴かないなんてことがないようにね」
現在MGMTはニューヨークでマーキュリー・レヴやフレーミング・リップスとの仕事で知られるプロデューサーのデイヴ・フリッドマンとともにレコーディング中。収録曲には“イッツ・ワーキング”、“ブライアン・イーノ”、“ソング・フォー・ダン・トレーシー”といったタイトルのものがある。
(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
MGMT「新作からシングルはリリースしない」
2010.01.19 14:30