スノウ・パトロールのフロントマン、ゲイリー・ライトボディが8年前からあごを脱臼していたことに最近気づいたという。
あごの脱臼は2002年にグラスゴーのナイトクラブの階段から落ちたことが原因だったのだが、彼の態度が悪かったために病院ではX線検査をしてもらえなかったそうだ。
「ひどく体を打ってしまったんだ」とゲイリーはブログに書いている。「目はまるでボコボコにされたボクサーみたいに塞がり、いくつかの歯はなくなって差し歯を入れた」
「看護スタッフに対する前日の夜の僕の態度のせいで、病院はさっさと僕のことを放り出したがった。だから頭のX線検査はなかったんだ。でもはっきりさせておくけど、僕は看護師たちには全然恨みを持ってはいないよ。自分が恥ずかしいだけさ」
「事故から2、3年経ってからあごに痛みを覚えるようになり、それから長いあいだ痛みの元になっていた。いろんな人に診てもらったけれど、西洋医学には不信感を抱いているからX線検査は1度も受けなかった」
だがロサンゼルスでソロ・アルバムのミキシングと映画音楽の制作を行っていたとき、痛みが耐えがたいものになったという。「もう耐えられないってところまで痛むようになったから、医者に行ってすぐにX線検査を受けた。それで脱臼していることが分かったんだ」
ゲイリーは今後2、3ヶ月の間はあごに矯正器具を着け、鍼治療とマッサージを受けることになっているそうだ。
(c) NME.COM / IPC Media 2010
スノウ・パトロールのゲイリー、8年前からあご脱臼していた
2010.03.14 18:00