グールーの親族、グールーの「遺言」を暗に否定

19日に亡くなったギャング・スターのグールーが生前に遺言として遺した手紙をめぐって、グールーの家族はその手紙の有効性や信憑性を暗に疑っている。

本名をキース・エラムというグールーは4月19日にガンで他界した。47歳だったが、2月から昏睡状態が続いていた。

グールーは生前に、自分に関連した作品のイベントの管理などをすべてプロデューサーのソーラーに託し、特にギャング・スターの相方だったDJプレミアについては自分の作品やイベントに一切関わることを禁じ、「ギャング・スター」というユニット名の使用も禁じるという内容の手紙をしたためてソーラーに託したとソーラー側は主張している。

しかし、グールーの遺された親族は、DJプレミアのサイト、DJPremierblog.comに告知を掲載し、グールーは2月半ばからその死までずっと昏睡状態にあったという。つまり、死の前に病床でそのような手紙を書くこと自体がありえなかったということだ。ソーラーは、その自分に託されたという手紙の内容を死後、発表した。

3月にはグールーの甥が、自分たち家族をソーラーがグールーから遠ざけて「会わせようとしない」と訴えるビデオをネットで公開したりもしていた。

グールーの生前の状態について親族はこう記している。「グールーは1年以上にわたって、複数の骨髄腫の発症を患っていて、このことから病状が複雑になり、呼吸不全や心臓発作に襲われることになりました。2月半ばからは昏睡状態にあり、その死まで意識を回復することはありませんでした」。

「エラム家では、わたしたちの息子であり、兄弟であり、父であり、叔父であり、甥であり、従兄弟であったキースのファンのみなさんにこれまでの愛情と配慮と支援について深く感謝したいと思います。わたしたちも、これほど愛していた家族を失って心を痛めております。特にグールーは遺された息子に愛情を注いだため、その息子にとってもぽっかりと大きな愛がなくなってしまったと感じていることでしょう」

また、この告知によれば、「誰もが参加できる追悼イベント」を現在用意しているという。

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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