オジー・オズボーンもロニーを追悼

本日発売のロッキング・オンでも快作となった新作『スクリーム』について意気揚々と語っているオジー・オズボーンだが、98年にライブで再結成し、01年に制作していた新作が頓挫したままになっているブラック・サバスの行方については、やはり微妙なところのようで、ローリング・ストーン誌の取材に対しても「絶対にないとは言わない」と言及している。「ビル(・ワード)、トニー(・アイオミ)、ギーザー(・バトラー)のことは全員大好きなわけだからさ……絶対にないとは言わないことにしたんだ。なにがこの先、起きるのかわからないもんだからね」。

その一方で、自身のツアーで披露するブラック・サバスのナンバーについてはもうちょっと趣向を凝らしたものにしていきたいとか。「今じゃ俺も膨大に作品の数が揃ってるから、“アイアン・マン”とか“ウォー・ピッグス”以外の曲をもっといろいろ選んでいきたいんだよね。まあ、“パラノイド”はさすがに俺のアンセムと化しているから、やらないわけにはいかないんだけど。“フェアリーズ・ウェア・ブーツ”とか、そういうものを試しにやってみるだけでもいいから、やってみたいよね」。

その一方で、自身がクビになった後にブラック・サバスに加わったロニー・ジェイムス・ディオの死についてローリング・ストーンが訊いたところ、「この仕事をやってるやつが誰か死んだとなったら、そりゃ俺は悲しいよ」と語った。「ガンだっていうのは数ヶ月前に知って、それでなにか助けになるようなことがあったらなんでもするから遠慮なく言ってくれと伝えてはあったんだよね。といっても、ロニー・ディオとはそう親しいわけじゃなかったんだ。何度か会ったことがあるくらいでね。でも、シンガーとしてはものすごいやつだったからね。大きな損失だよ。だから、ロニーの冥福を祈ってるよ」。

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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