M.I.A.、「ニューヨーク・タイムズ」の騒動を語る

M.I.A.、「ニューヨーク・タイムズ」の騒動を語る

7月7日、自身の名前を冠したサード・アルバム『マヤ』をリリースするM.I.A.。ロッキング・オンは彼女への接触についに成功、現在発売中の「rockin’on 8月号」に最新インタビューを掲載している。

「ニューヨーク・タイムズ」に掲載された記事を巡る騒動では担当ジャーナリストの電話番号をネット上に晒し、「反論ソング」“アイム・ア・シンガー”を公開するなど、かなり過激な行動に打って出ていた彼女だが、このインタビューでは終始穏やかに、『マヤ』の背景とテーマについて語っている。

「今作の主要テーマをあえて言葉にするなら、こんな時代だからこそ、むしろ個々の人間性の欠陥、弱さを正直に露わにすることかな。どれほど成功して完璧な人生を送ってるように見える人でも、みんなと同じような深刻な矛盾を抱えているし、そんな自分に苦しんでもいるんだ、って」

また、「ニューヨーク・タイムズ」紙上でM.I.A.についての暴露発言をしたディプロ(本作のプロデューサーのひとりでもある)については、

「彼があんな場で、あんなふうにあることないことをべらべら喋るのは何も今に始まったことじゃないし、たぶんこれが最後じゃないってことも私にはよく分かってるから。彼はそういう人なの。『あんた少し黙りなさいよ!』って顔面にパンチをお見舞いしてやりたくなるくらい(笑)」

だそうだ。
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