7月7日にニューヨークのラジオ・ミュージック・ホールで行われたリンゴ・スターのコンサートにポール・マッカートニーが飛び入りしてビートルズの再結成となった。
この日はリンゴの70歳の誕生日を祝うライブで、そのフィナーレではオノ・ヨーコ、ジョー・ウォルシュ、アンガス・ヤング、ニルス・ロフグレン、フォリナーのミック・ジョーンズなどが参加して、“ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ”を演奏してショーの締めとなるように思えた。
いったんステージから全員が立ち去って、観客も帰ろうかとなったところに、ローディがポールの有名なヘフナーのバイオリン型ベースをかざしながらステージに登場したと、ローリング・ストーン誌が伝えている。
そこへポールは駆け込むように登場し、リンゴのドラムに合わせながら『ホワイト・アルバム』からの“バースデイ”を演奏した。
それでなくとも豪華客演に溢れたライブだったが、そのとどめとなるパフォーマンスだった。
71年のリンゴのヒット曲、“イット・ドント・カム・イージー”で幕を開けたこの日のライブでリンゴは、マルチ・プレイヤーのエドガー・ウィンター、ギターのリック・デリンジャー、ミスター・ミスターのベースのリチャード・ペイジ、キーボードのゲイリー・“ドリームウィーヴァー”・ライト、ロマンティックスのギターのウォーリー・パーマーをバンドとして率いることになった。
セットは折衷的なものになって、ビートルズの“アイ・ウォナ・ビー・ユア・マン”や“ボーイズ”もあれば、エドガー・ウィンターの“フリー・ライド”や“フランケンシュタイン”も演奏された。
リンゴとポールの共演は、09年4月にチャリティ・ライブで実現している。どちらも夏のツアーを敢行中で、ポールはイギリスでワイト島フェスやハード・ロック・コーリングに出演したばかりだ。
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