レディー・ガガ、裁判用の保険金300万ドルの払い戻しを拒否される

レディー・ガガ、裁判用の保険金300万ドルの払い戻しを拒否される - 09年作 『ザ・モンスター』09年作 『ザ・モンスター』

レディー・ガガはかつての交際相手でプロデューサーでもあるロブ・フサリから契約義務違反を問われ、賠償金を求める訴訟を起こされているが、レディー・ガガが裁判用に契約している保険会社はこの裁判についてレディー・ガガ側に保険金を払い戻しするのを拒否しているという。

本名ステファニー・ゲルマノッタというレディー・ガガはフサリから3000万ドル(約27億円)の損害賠償金を求める裁判を起こされているが、レディー・ガガが契約しているナヴィゲイターズ・スペシャリティーズ保険はレディー・ガガへの300万ドル(2億7000万円)の保険金の支払いを拒否していて、そのことを法廷で訴えている。

TMZが明らかにした裁判記録によると、ナヴィゲイターズ・スペシャリティーズ保険はレディー・ガガに対して契約はレディー・ガガの「業務中に個人への傷害が発生した場合」にのみ適用されるもので、今回の裁判のような「契約義務違反」については適応外だと訴えている。

ナヴィゲイターズ・スペシャリティーズ保険はニューヨークの裁判所にそのことを認める勧告書の発行を求めていて、もしそれが認められると、レディー・ガガは保険会社の後ろ盾なしにこの裁判を闘わなくてはならなくなる。

また、今年に入ってレディー・ガガは自身も対抗してフサリを訴えるとも語っている。

レディー・ガガは、フサリは自身の立場を悪用してレディー・ガガにつけこんだとしていて、「食い物にされるような、金銭的に一方的に搾取的な」契約を押しつけられたとしている。

一方でフサリは“ジャスト・ダンス”や“ポーカー・フェイス”が大ヒットする直前に自身がレディー・ガガの音楽的アプローチを「劇的に作り変えた」としていて、それに見合う報酬をレディー・ガガの収入から受けて当然だとして裁判を起こしている。

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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