現在北米ツアー中のDIR EN GREY、ロス公演でアポカリプティカと共演

現在北米ツアー中のDIR EN GREY、ロス公演でアポカリプティカと共演

現在、フィンランドのバンド、アポカリプティカとダブル・ヘッドライナー形式で北米ツアーを行っているDIR EN GREY。現地時間の9月8日に行われたロサンゼルス公演のステージ上で、DIR EN GREYの京(Vo)がアポカリプティカと共演を果たしたことが明らかとなった。

フィンランド出身のアポカリプティカは、3人のチェロ奏者と1人のドラマーからなる4人編成のバンド。過去の作品では、スリップノットのコリィ・テイラーをはじめとする数多くのボーカリストをゲストに迎えているが、ライブでは原則的にサポート・メンバーのティペ・ジョンソンがすべてのボーカルを担当している。

今回京が歌ったのは、アメリカで先月末にリリースされたばかりのアポカリプティカの最新アルバム『セヴンス・シンフォニー』に収録されているハードコア・チューン“ブリング・ゼム・トゥ・ライト”。アルバムでは、フランスのバンド、GOJIRAのジョセフ・デュプランティエがボーカルを務めている。

この“ブリング・ゼム・トゥ・ライト”は、今回のツアーではずっとセットリストに組み込まれなかった楽曲。上記のティペ・ジョンソンのボーカル・スタイルとは掛け離れたタイプの楽曲ということもあり、今回のツアーでこの曲を披露することについては当初から諦めていた模様。しかし、いざツアーが始まりDIR EN GREYのステージを見たアポカリプティカのメンバーは、「是非このツアー中に、京にこの曲を歌って欲しい」と伝え、9月4日に実現した合同リハーサルでは「今晩すぐにでもやりたい!」と興奮。結果、4日後のロサンゼルス公演で初披露された。

両バンドによる北米ツアーは、今後サンフランシスコ、シアトルなどを回ったのち、9月12日のポートランド公演で幕を閉じることになる。その後のDIR EN GREYは、10月から11月にかけては今年2度目の国内ツアー、そして国内最大級のメタル・フェス『LOUD PARK 10』への出演も控えている。
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