フリート・フォクシーズのロビン・ペックノールドが完成間近の新作について語る

フリート・フォクシーズのロビン・ペックノールドが完成間近の新作について語る - 08年作 『フリート・フォクシーズ』08年作 『フリート・フォクシーズ』

セカンド・アルバムを鋭意制作中と伝えられるフリート・フォクシーズだが、アルバムのレコーディングが終了したことはいったん宣言したものの、ニューヨークで始めた仕上げの工程にまた熱が入ってしまっている模様だ。ただ、11年春には確実にリリースされる見込みだとされている。

ボーカルのロビン・ペックノールドは新作はグレアム・ナッシュの数々のプロテスト・ソングに影響されていると語ってるが、それと同時に太平洋を臨むカリフォルニア州沿岸の手つかずの自然が残る一帯のビッグサーの景色もインスピレーションのひとつとなったと説明している。「レコーディング中はシアトル周辺のほかのスタジオにも頻繁に出かけたんだよね。ベア・クリークとかアヴァストとかね」とロビンは語る。「でも、何度かビッグサーにも遠出に行ったりしてて、そこで何曲か思いついたりもしてるんだ」。

また、新作で新しく試みているアプローチなどについてはこう説明している。「音楽から歌詞から曲の長さ、そして曲の構造までと、あらゆる側面において、今度のアルバムでぼくたちは自分たちの力を押し広げるものになっているんだよ。ぼくにとってはもっと個人的なレコードになっているし、歌詞的にはよりダイレクトな内容になってもいるね。そういう意味では、比喩とかメタファーとか、あるいは情景描写とか、そういうものが減ってるんだ。音楽的には今も同じ系統に属していると思うけど、もっと洗練されているという風に思いたいな」。
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