ダニー・ボイル監督が『トレインスポッティング』の続編製作を認める

ダニー・ボイル監督が『トレインスポッティング』の続編製作を認める

映画監督のダニー・ボイルは『トレインスポッティング』の続編を構想中だと明らかにしていて、シネマティカルに「おそらく作ることになると思う」と語っている。もともとの映画は96年に製作されているが、アーヴィン・ウェルシュによる原作の続編『ポルノ』は02年に出版されていて、以来、映画の続編についても度重ねて噂になってきた。

ボイル監督は、今なら『トレインスポッティング』の出演者も全員新作に集まってくれると期待しているという。

「全員にアプローチしていくつもりだけど、それぞれに今どうしてるかによるよね」とボイルは語っている。「ぼくたちとしては、出演者がそれぞれにミッドライフ・クライシス的なドツボにはまってるとおもしろいなと強烈に考えているわけで。どうも、そんな感じはしないんだけどね」

原作の『ポルノ』には『トレインスポッティング』の人物もすべて登場しているが、ボイルとしては小説そのものは『トレインスポッティング』ほどおもしろくないと話している。

「最初の原作『トレインスポッティング』が傑作であるというのとはちょっと違うんだよね」とボイル監督は説明する。「でも、ぼくたちなりにいろいろ努力はしているわけだから。タイミングが熟したら、みんなで取りかかることになると思うよ」。

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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